「ジャフバ」と「虎の翼」

柄にもなくキャラクターの話が続いておりますが、今日は、「ジャフバ」のご紹介です。

日本弁護士連合会(日弁連)は、毎月1回、「日弁連新聞」を発行し、私たち会員に送付しています。
最近、「べんとらー」を知ったためか、「日弁連新聞」に掲載されていた「ジャフバ」に目が留まりました。
この顔には見覚えがあるものの、さして気に留めることがなかったので、「ジャフバ」でググってみました。

ジャフバは、日弁連の広報キャラクターです。
日本弁護士連合会(Japan Federation of Bar Associations) の頭文字をとって名付けられたそうです。
日本弁護士連合会は、弁護士法に基づいて設立された法人で、その会員は、全国の弁護士、弁護士法人、弁護士会です。
弁護士が日本で弁護士業務を行う場合は、全国に52ある弁護士会のいずれかに所属し、日弁連に登録することが義務付けられています。
日弁連は、会員に向けた情報提供のみならず、市民の方に弁護士の仕事を知っていただき、弁護士への相談・依頼を促進するため、市民の方に向けた広報活動も行っています。
日弁連のウェブサイトによると、ジャフバは、みなさまに弁護士のことを知ってもらうために、全国を飛び回っているらしいです。

とはいえ、私の日常では、知人との会話の中で、「虎に翼」「アンチヒーロー」等、テレビドラマが話題となることはあっても、「弁護士会」「日弁連」の言葉が出ることはありません。

世間のみなさまがイメージする弁護士像や法廷の場面と、現実のそれらとのギャップが大きいのではないかと思うのです。

「べんとらー」のぬいぐるみ

先日、知人から、「抽選で当たったから」と、東京弁護士会の公式キャラクター「べんとらー」のぬいぐるみをいただきました。

その昔、まだ幼かったころ、「ベルばら」を観劇するため、宝塚大劇場まで連れていかれ、当時、ライナスの毛布のようにいつも持ち歩いていた、大切なモンチッチのぬいぐるみを、あろうことか神戸のホテルのロビーに置き忘れ、二度と私のもとに戻ってくることはありませんでした、という悲しい体験のあと、ぬいぐるみとは縁がなかったため、「(私に)ぬいぐるみ?! しかも、べんとらーの? お堅い弁護士会がぬいぐるみ? しかも、抽選?」など、新鮮な驚きを感じて、べんとらーの人気ぶりを調査すべく、ググってみました。

「え、”べんとらーぬいぐるみ販売会”? 売り物なの?」、しかも、「第2弾販売会(12/10)の購入希望申請を受け付けます。第1弾で購入できなかった方は是非お申込みください。」とのお知らせが。

事前にお申し込みの上、弁護士会館までお買い求めいただいたべんとらーを贈ってくださり、あらためて、ありがとうございます。

べんとらーは、私の机にぶら下がって、好奇心旺盛な子どものように目を見開き、毎日、事務所のみんなの仕事ぶりを観察しています。

東京弁護士会 公式キャラクター

私たち弁護士は、弁護士として業務を行う場合、弁護士法により、必ず、全国52の弁護士会のうちのいずれかの弁護士会に所属しなければなりません。

私は、「東京弁護士会」に所属しています。

東京弁護士会は、毎月1回、広報誌「LIBRA」を発行しています。

あとで読もうと棚においた「LIBRA」が高く積み上がり、処分せねばと手にとっていたら、「東京弁護士会 公式キャラクター大募集!」のチラシが。

ん? ずっと前に決まったはず。どんなキャラクターだっけ?

ネットで検索してみると、「応募作品515の中から”べんとらー”が、グランプリに決定しました!」とのことですので、東京弁護士会のウェブサイトに掲載されたべんとらーのプロフィールをご紹介します。

・チャームポイント

ひまわり型の口の周りのもふもふ、額の「弁」模様(さらに頬の「5」本と「4」本の縞とあわせると「べんごし」に!)、「T(東京)」型の鼻、天秤型の肉球、六本(六法)柄の尻尾、背中には東京の「東」模様。

そして、ポージングのおおらかさ・温かさ・頼もしい友達のような魅力!(荒木飛呂彦先生からいただいた嬉しいコメントです。※) 

※選考委員会の特別委員として参加した「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる漫画家の荒木飛呂彦さんが、応募作品についてコメントしたものです。

・趣味、ハマっていること

散歩(都内の歴史探訪、日比谷公園が好き。)
ドラマ鑑賞(現在朝ドラにドはまり、主人公と自分を重ねています。)
SNS(朝ドラの感想をXでつぶやいてます。)

・好きな色

虹色(レインボーカラー)

・いま欲しいもの

たくさんの友だち(いろいろなキャラクターと交流したいです。)

・出没スポット

東京都全域(島も好きです。日本全国に出張も行きたいなぁ。)

以上

みなさま、べんとらーをご存じでしたか?

初めての方は、上記のプロフィールから想像をふくらませ、ぜひ本物(?)とご対面してやってくださいな。